
4月3日(水)より『レオナール・フジタの挿絵本』展を開催いたします。
当館はレオナール・フジタ(藤田嗣治 1886-1968)の挿絵本コレクション50点を収蔵しています。画家フジタはパリ時代に多くの書籍や雑誌の表紙絵や挿絵を手がけました。本コレクションはその中でも部数限定のオリジナル版画作品入りの豪華本をはじめとした貴重なまとまったコレクションです。本展はこのフジタの挿絵本コレクションを中心に、ヨーロッパで育まれた限定豪華本の魅力と本の挿絵に発揮されたフジタ芸術の魅力を楽しんで頂くものです。また、挿絵本と合わせて同時代に活躍したエコール・ド・パリの画家たちの油彩画・版画作品も展示し、合計約70点をご紹介します。オリジナル版画と美しく装丁された本の世界をお楽しみいただければ幸いです。
合わせて本展会期中には、イベントも盛りだくさん。毎週土曜日の14時から当館学芸員によるギャラリートークを開催。また5月5日(日)には「美術館で体を動かそう!〜フィリップ先生のダンスワークショップ」を開催いたします。