
前日の雪模様から一転、冬晴れの2月20日、八王子市下柚木小学校4年生の皆さんが、鑑賞授業を行いました。
ルネサンス期の古い絵画の謎解きから、モネやルノワールなど光輝く印象派の絵画、そして開催中の「100年前の現代アート“アーモリー・ショー1913”の作家たち」展まで、約500年間の西洋絵画の流れをギャラリートークを通して4人の学芸員と楽しく学びました。特に、多様な表現の20世紀美術のコーナーでは、学芸員によるタブレットを活用したわかりやすい説明に、子どもたちの視線も釘付けになりました。
その後、「ミッション・イン・ミュージアム」を開催。「ミッション・イン・ミュージアム」とは、ミッションカードに描かれている作品の絵を言葉だけで説明し、説明を聞いた仲間が展示室にその作品を探しに行くアート伝達ゲームです。鑑賞マナーに気をつけながらも、班対抗戦で時間を忘れて白熱しました。
子どもたちからは「ゲームが楽しかった!」「もっと見たかった!」「(展示室の)壁の色が全部ちがって面白かった。」「また来ます!」など、最後まで興奮覚め止まぬまま、元気いっぱいに館を後にしました。