
「ポーランドの至宝」展、2回目の名曲コンサートを開催。今回も、立ち見のお客様が場外にあふれるほどの大盛況です。 「ポーランド国立歌劇場」指揮者の今村能さんを中心に、多摩地域を代表するプロオーケストラ「フィルハルモニア多摩」総勢8名もの皆さんが出演。 ポーランドゆかりのバッハ作曲『G線上のアリア』をはじめ、ポーランド・バロック時代の大家アダム・ヤジェンプスキの作品4曲を「日本初演」。とても日本人に馴染みやすい楽曲で、皆さん十分に堪能されたご様子でした。 とりわけ「新しい家」という意味の曲『ノーヴァ・カーサ』は、希望に満ち溢れた、17世紀のポーランドを彷彿とさせました。 アンコールは、シュトラウス兄弟の「ピチカート・ポルカ」と「浜辺の歌」「赤とんぼ」を披露。 それぞれの楽器の音色が今村先生の指揮にのり、重奏的なハーモニーが会場全体に広がる優雅なひとときとなりました。