
駐日ポーランド共和国大使館の後援をいただき、ポーランド・日本国交回復50周年を記念したコンサートとして開催。ポーランドNo1の巨匠ヴァイオリニスト、コンスタンティ・クルカ氏が、没後70周年の偉大な作曲家シマノフスキをはじめポーランドの名曲を披露してくださいました。しなやかでありながら情熱的な演奏のピアニスト・平澤真希さんによる絶妙な共演とともに、美術館ロビーのステージに立つクルカ氏による圧倒的なまでの演奏は、時間がたつことを完全に忘れてしまうような言葉にならないほどの素晴らしさでした。クルカ氏のヴァイオリンの弦から奏でられる音楽と時間が完全に一体化してしまって、もう1時間がたってしまったのか!という驚きにも似た感動がロビー一杯にあふれていたように思います。絶大な拍手の中、2曲のアンコールが披露された素晴らしい演奏会となりました。