
文豪と印象派展全10回の名曲コンサートの最終回となった本日は、ムソルグスキー作曲の組曲「展覧会の絵」をピアニスト飛松利子さんが披露してくださいました。この組曲は、ムソルグスキーが友人の画家ハルトマンの遺作展で見た10枚の絵の印象を音楽にした彼の代表作。今日はその全曲を一曲ずつ、素晴らしい演奏と、ヴァイオリニスト中山朋子さんのすてきなお話で心ゆくまで堪能した1時間となりました。曲のすばらしさ、演奏のすばらしさ、そして、親しみやすいお話が名曲鑑賞をさらに充実した楽しいひとときにしてくれることを実感したコンサートでした。美術館での名画鑑賞会、今日は目と耳の両方でご鑑賞の皆様にお楽しみいただきました。当館は本展終了後、6月25日より9月21日まで新館建設工事のため休館とさせていただきます。次回展「名品セレクション」展(9月22日~2008年1月12日)会期中の名曲コンサート企画にもぜひご期待下さい。