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♪レポート【浄瑠璃ひとすじ60年!~常磐津八重太夫“弾き語りの至芸”】

歌舞伎は、いわば和風オペラ。浄瑠璃は、語り手の太夫と三味線で奏でる「語り物音楽」――節回しの良さが特徴の日本伝統芸能です。本日のコンサートでは「雪山童子」をはじめ、通常、数名で演奏する「常磐津節」の名曲を、一人で、泣き・笑い・怒りの三人役や、10人十色の声を変え、しゃべりながらそれに伴ったBGMの三味線を弾くという究極の芸が披露されました。もちろん日本初演となる“弾き語り”コンサート!常磐津節「重要無形文化財」総合認定保持者の常磐津八重太夫さんがわかりやすい解説を曲間に交えながら、素晴らしい至芸を演じてくれました。共演は日本音楽集団団員で、国内外で幅広く活躍する箏の大畠菜穂子さん、そして助演は歌舞伎座公演・NHK邦楽番組等で活躍する常磐津文重太夫さん。今日は日本の伝統芸能を存分に堪能した濃密な1時間となりました。

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