
関孝弘さんによるトークと演奏。関さんはCDも各社より9タイトル発売され、毎年のソロリサイタルで東京文化会館大ホールを満席にする実力派ピアニスト。“芸術の宝の都”イタリアのピアノ作品を意欲的に紹介し、本邦初演も多数。本日はイタリアの珠玉の小品をわかりやすく親しみやすい解説を交え、ロビーにやさしくも凛として広がる美しい響きで披露していただきました。素晴らしい名演奏家の演奏は、盛りだくさんでありながらも1時間があっというまに過ぎる・・・そんな印象的なひととき。「画家はリズムを感じる表現を、音楽家はイメージを結ぶ演奏を求めます」との関さんのお話が、美術館のロビーで実感できたコンサートとなりました。