
「東海道五十三次と冨嶽三十六景」展開幕を飾ったコンサートは、過去2回この名曲コンサートに出演いただいた新進気鋭の三味線奏者・鮎沢京吾さんと、ヴァイオリンの田代晶子さん、ピアノの細野幸恵さん、チェロの佐藤翔さんのピアノトリオによる和・洋楽器のコラボレーション!2005年・東京邦楽コンクール第一位を受賞した鮎沢さんは、クラシックやジャズ等ジャンルを問わない幅広い活動を、本コンサートでも存分に披露してくれました。あのおなじみのクラシックの名曲が三味線の音色で新鮮な響きで蘇り、参加された鑑賞者の皆様も時間を忘れるような楽しいひとときを満喫されたようです。和と洋の出会い、伝統と新しさの対比がユニークな、本展のオープンにふさわしい意欲あふれるコンサートになりました。