TFAM NEWS
創価女子短期大学SLSセミナーをオンラインで開催
9月29日(水)、創価女子短期大学のSLS(Student Life Support)セミナーをオンラインで開催しました。
本セミナーは『教養としての美術の見方~「古代エジプト展」を通して~』とのテーマで、現在開催中の「古代エジプト展」の見どころ紹介とともに、美術館の舞台裏や能動的な美術鑑賞について学びを深めました。
参加した学生からは、「作品一つ一つに意味があり、ストーリーが隠されていることがわかりました。(古代エジプト展を)鑑賞する前にさまざまな情報を得ることができたので鑑賞するのがとても楽しみです。 」「今までは作品を見て美しいと思うだけでしたが、これからはなぜ美しいと感じたのかを考えてみたいと思います。」「最近はあまり絵や本に触れる時間がなかったのですが、これからは少しでも芸術に触れて感性を豊かにしたいと思いました。せっかく近くに東京富士美術館があるので、短大生の間にたくさん訪れたいと思います。」
など、多くの感想が寄せられました。
「古代エジプト展 天地創造の神話」作品紹介(4)
No.18《バステト女神座像》
前610~前595年頃 出土地不詳
©Staatliche Museen zn Berlin,Ägyptisches Museum und Papyrussammlung /S. Steiß
現在開催中の「古代エジプト展 天地創造の神話」に出品されている作品をご紹介させていただきます。
ジッとこちらを見つめるネコの像(青銅製)、古代エジプト人にとって、ネコはとても身近な動物でした。ネコの姿をした女神(バステト)は、その愛らしさから「癒しの女神」として人気がありました。ナイル川の下流域にはバステト信仰の拠点として「ペル・バステト」と呼ばれる都市があり、その神殿には無病息災を祈る人々が、加護を得るためにネコの姿をしたバステト女神像に祈りを込め、奉納したそうです。
大分「THIS IS JAPAN 東京富士美術館所蔵 永遠の日本美術」展が開幕
「THIS IS JAPAN 東京富士美術館所蔵 永遠の日本美術」展(主催:大分市美術館、OAB大分朝日放送、永遠の日本美術展実行委員会)の開会式が8日(金)、大分市美術館(大分県大分市)で行われました。
開会式には、東京富士美術館より新名浩司参事、五木田聡館長、金子朗常務理事が出席し、主催者である佐藤樹一郎大分市長がご挨拶、来賓を代表して五木田聡館長が挨拶をしました。その後、主催者、来賓らによるテープカットが行われました(写真)。
同展覧会では、江戸時代を中心に、狩野派、奇想派、浮世絵、文人画の絵画をはじめ、工芸や武具など約60点を紹介する展覧会です。
展覧会は10月8日(金)から11月14日(日)まで。
※入場料などの詳細は、大分市美術館 HP=http://www.city.oita.oita.jp/o210/bunkasports/bunka/bijutsukan/special_exhibition/thisisjapan2021.htmlを参照
サタデーコミュニティ「あそびじゅつかん」
9月25日(土)、今年度第2回目となる地域鑑賞会「あそびじゅつかん」が開催され、八王子市立陶鎔小学校の児童と教員の皆さんが来館されました。
常設展示室では3つの小グループに分かれ、事前に教室で鑑賞したジョルジュ・ド・ラ・トゥール《煙草を吸う男》や彫刻作品のオーギュスト・ロダン《青銅時代》など、視点を変えながら鑑賞しました。
また、絵画作品が何に描かれ(板とカンヴァス)、どのような違いがあるのか、用意したカンヴァスに実際触れて学びました。
開催中の「古代エジプト展 天地創造の神話」では、たくさんの種類の動物の作品を見つけるなど、楽しく有意義な鑑賞となりました。
株式会社大垣書店代表取締役社長が来館
10月6日(水)、株式会社大垣書店の大垣守弘代表取締役社長らが来館されました。
五木田聡館長、金子朗常務理事が出迎え、「古代エジプト展 天地創造の神話」、常設展示「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」、「発掘!古代遺跡の写真展」等を鑑賞されました。
※写真中央が大垣守弘代表取締役社長
新規商品のご案内(1)
東京富士美術館が収蔵する伊藤若冲《象図》をモチーフとした「ぬいぐるみ」をご紹介します。
キャラクター名の「こめぞう」は本作に記された若冲の落款「米斗翁(べいとおう)」の「米=こめ」と「象=ぞう」をつないで命名されました。
サイズ:高さ10㎝ 素材:ポリエステル、ボールチェーン付
価格:1,650円(税込)
古代エジプト展開催記念講演会「古代への情熱〜新たなシュリーマン像を求めて」
日時:2021年10月17日(日)午後2時〜3時30分
会場:Zoomによるオンラインイベント
申込:事前申込なし。定員500名。無料。
○講師:堤林剣(慶應義塾大学法学部教授、ケンブリッジ大学大学院政治思想専攻博士号)、堤林恵(政治思想史研究者、東京大学大学院総合文化研究科博士課程中途退学)
講師プロフィール
共著に『「オピニオン」の政治思想史』(岩波新書、2021年)。共訳に、バンジャマン・コンスタン『近代人の自由と古代人の自由・征服の精神と簒奪 他一篇』(岩波文庫、2020年)。
○講師兼司会:伊藤貴雄(創価大学文学部教授、東洋哲学研究所研究員)
講師兼司会プロフィール
哲学・思想史研究者。創価大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(人文学)。著書に『ショーペンハウアー 兵役拒否の哲学』(晃洋書房、2014年)、共訳に『ゲーテ=シラー往復書簡集』(潮出版社、2016年)など。
協力:創価大学文学部インターゼミ「桑都プロジェクト」
■内容:
明年(2022年)1月に考古学者シュリーマンの生誕200周年を迎えます。独学で十数か国語を習得、ビジネスで築いた巨万の富を用いて、伝説の「トロイ遺跡」を発掘したというエピソードの持ち主ですが、近年は新しい観点からのシュリーマン研究が始まっています。彼は幕末の日本を訪れた旅行家でもあり、新聞雑誌等あらゆる媒体を駆使して自説を広めるジャーナリスト的側面もありました。賛否両論を呼んだ彼の発見を支援したのは、英国の首相を4度務めた政治家グラッドストンでした。本講演会では、シュリーマンの日記や旅行記、グラッドストンとの交流をひもときつつ、新たなシュリーマン像に迫ります。開催中の「古代エジプト展」および「発掘!古代遺跡の写真展」についても紹介いたします。
【注意事項】
※定員500名を超えた場合、ご参加いただけません
※参加をご希望の方はお時間になりましたら、以下のURLにアクセスするか、ID・パスコードを入力して入室ください
※オンライン会場には設定調整の時間として、5分前から入室することができます
※参加の際は必ずミュート(消音)の設定をお願いいたします
・参加URL
https://zoom.us/j/91616554018?pwd=YkUwNlhuM3JwOExQQ0Qxc0R4R21vdz09
ミーティングID: 916 1655 4018
パスコード: 20211017
「古代エジプト展 天地創造の神話」作品紹介(3)
No.6《ホルス神に授乳するイシス女神》
前664〜前525年頃 テーベ西岸、シェイク、アブド・アル=クルナ地区
©Staatliche Museen zn Berlin,Ägyptisches Museum und Papyrussammlung /S. Steiß
現在開催中の「古代エジプト展 天地創造の神話」出品作品をご紹介させていただきます。
玉座に座るイシス女神は、愛情深い母親として、膝の上に息子であるホルス神を抱いて授乳しています。
ホルス神は、カールした髪の毛(右側)によって、子供であることを特徴づけています。
成長したホルス神はエジプトを支配したことから、歴代のファラオは「ホルス神の化身」とみなされます。
本作品は、高さ約10㎝のとても小さな像です。
「古代エジプト展 天地創造の神話」 オリジナルグッズ販売中!
「古代エジプト展 天地創造の神話」では、オリジナルグッズを多数取り揃えております。今回はその一部をご紹介させていただきます。
左上:ポストカード 右上:ダブルクリアファイル 右下:クリアファイル(A5サイズ) 左下:クリアファイル(A4サイズ)
一部商品は、公式オンラインショップhttps://egypt-ten2021.shop にてお求めいただけます(在庫に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください)。会場のみでの限定販売グッズもございますので、ぜひ一度ご覧いただけましたら幸いです。
凸版印刷株式会社代表取締役社長が来館
9月29日(水)、凸版印刷株式会社の麿 秀晴代表取締役社長らが来館されました。
大橋弘明担当部長が出迎え「古代エジプト展 天地創造の神話」を鑑賞されました。
※写真右が麿 秀晴代表取締役社長












開館情報
■開館時間:
10:00~17:00
(16:30受付終了)
■所在地:
〒192-0016
東京都八王子市谷野町492-1
■電話番号:
042-691-4511
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東京富士美術館
住所:〒192-0016
東京都八王子市谷野町492-1
TEL:042-691-4511
開館時間:10:00~17:00
(16:30受付終了)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は
開館。翌火曜日は振替休館)
JR八王子駅 北口
始発から12:29発までは西東京バス14番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
12:31発以降は、(ひよどり山トンネル経由)西東京バス12番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
(八日町経由)西東京バス11番のりばより)
・創価大学循環
いずれも「創価大正門東京富士美術館」で下車
京王八王子駅
西東京バス4番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
JR拝島駅 ※1時間1本程度運行
*詳細についてはアクセスをご覧ください。
JR秋川駅 ※1時間1本程度運行
*詳細についてはアクセスをご覧ください。