TFAM NEWS
「上村松園・松篁・淳之 三代展」作品紹介(1)
「上村松園・松篁・淳之 三代展」作品紹介(1)
上村松園(1875-1949)《人形つかい》 明治43年(1910) 松伯美術館蔵
現在開催中の「上村松園・松篁・淳之 三代展」に出品されている作品をご紹介させていただきます。
本作は二曲屏風に仕立てられていますが、同年に制作された対幅の作品も存在します。松園はその対幅作品を当初、第3回文部省美術展覧会に出品しようと考えていましたが、母・仲子に「心を大きくして大局から物を考えなさい」(青眉抄p.337)と諭され、出品を断念したそうです。
対幅作品では左幅に人形使いの男性が、右幅にそれを観賞する女性たちが描かれていますが、本作ではその女性たちだけを二曲屏風の右側に配置し、左半分には襖のみを描くという、こちらの想像を書き立てようとする大胆な構図が取られています。
徳島新聞社社長が来館
2月15日(火)、一般社団法人徳島新聞社米田豊彦理事社長、疋田耕資東京支社長が来館されました。
忍田和彦理事長、五木田聡館長、金子朗常務理事らが出迎え、「上村松園・松篁・淳之 三代展」、同時開催「山本作兵衛展」、常設展示「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」を鑑賞されました。
※写真中央が米田社長
「上村松園・松篁・淳之 三代展」が開幕!
2月11日(金)「上村松園・松篁・淳之 三代展」が開幕しました。
松伯美術館の作品を中心に、近代随一の閨秀画家と謳われた上村松園と彼女の息子松篁、そして孫の淳之の三代に流れ通う絵画芸術の系譜をたどります。
同時に新館・常設展示室6〜7室では「山本作兵衛コレクション ユネスコ『世界の記憶』登録10周年記念 山本作兵衛展」を開催。筑豊の炭坑労働者であった山本作兵衛氏は、自らの体験と記憶をもとに炭坑記録画を描き1000枚を超える作品を残しました。2011年5月25日、「山本作兵衛コレクション」697点が、ユネスコ「世界の記憶(世界記憶遺産)」に日本で初めて登録。本展では作兵衛氏の初期作品を中心に個人所蔵作品を含め原画114点をご紹介します。
皆さまのご来館を心よりお待ち申し上げております。
※当館では、新型コロナウィルス感染症の拡大防止対策をとっております。来館される皆さまにおかれましては、「ご来館の皆様へのお願い」をご確認いただいた上で、お越しくださいますようお願い申し上げます。
展示替えに伴う全館休館のお知らせ
当館は、1月31日(月)~2月10日(木)の11日間、展示替えのため全館休館させていただきます。
2月11日(金)より、本館・企画展示室において「近代が誇る女流画家とそれに連なる美の系譜 上村松園・松篁・淳之 三代展」を開催致します。松伯美術館所蔵の作品を中心に、「第1部:上村松園」、「第2部:上村松篁」、「第3部:上村淳之」の3部構成で、近代随一の閨秀画家と謳われた上村松園と彼女の息子松篁、そして孫の淳之の三代に流れ通う絵画芸術の系譜をたどります。
また、新館・常設展示室では「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」(新館・常設展示室1〜5)、「山本作兵衛コレクション ユネスコ『世界の記憶』登録10周年記念 山本作兵衛展」(新館・常設展示室6・7)、「特別展示 タヴォラ・ドーリア(複製展示)」(新館・常設展示室8)を開催いたします。
今後も当館の展覧会にご期待ください。
東京ヤクルトスワローズの小川泰弘投手が来館されました
1月12日(水)、東京ヤクルトスワローズの小川泰弘投手が来館されました。
五木田聡館長が出迎え、懇談いたしました。
※写真右が小川投手
サタデーコミュニティ「あそびじゅつかん」
12月18日(土)、今年度第7回目となる地域鑑賞会「あそびじゅつかん」が開催され、八王子市立陶鎔小学校の児童、保護者、および市内外の小学校の先生方が来館されました。
今回は彫刻作品に焦点を当て、「どうして像は作られたのか?」という疑問のもと、その答えの糸口となるキーワード「神様お願い」「お墓はにぎやか」「お話を形に」「大切な人だから」を、事前に参加者で討議してから鑑賞しました。
ロビー展示されているエミール=アントワーヌ・ブールデル作《サッフォー》や屋外展示されているブールデル作《勝利》や、ジャンボローニャ作《ネプチューン》などを鑑賞し、作品名の意図、彫刻はどのようにして作られるのか学びました。
その後、今月より開幕した「西洋版画の魅力展」(明年1月30日まで)では、デューラー、ゴヤ、ミレー、マネ、ピカソなど、巨匠たちの作品をとおして版画の歴史をたどりました。
児童より「彫刻作品は、型をとって作られていることを知ることができてうれしかった」「ミレーの作品は版画とは思えないくらいキレイでした」などの感想が寄せられました。
小中学校団体鑑賞レポート/八王子市立弐分方小学校
12月17日(金)、八王子市立弐分方小学校6年生の皆さんが来館されました。
はじめに、学校で事前学習した「古代エジプト展 天地創造の神話」を小グループに分かれて鑑賞しました。
その後、常設展示「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」のギャラリートークに参加。創価大学と東京富士美術館との連携授業である「ミュージアム・エデュケーションⅡ」の受講生が中心となり児童と対話しながら、作品から想像できるストーリーや作品のエピソードなどを共有しました。
後日、弐分方小学校の皆さんより感想が届きました。
古代エジプト展では「どの作品も大昔に作られたと思ったらすごく感動した」「小さい物でも細かい所まできちんと作られていてすごいなと思った」。
また、常設展でのギャラリートークでは「一つ一つの作品に作者の想いがあって面白いと思った」「一枚の絵から多くの考え方をしたり、音を想像したり、他の人の意見を聞いたりして勉強になった」等寄せられ、楽しく有意義な学びの時間となったようです。
福岡ソフトバンクホークスの石川柊太投手が来館されました
12月23日(木)、福岡ソフトバンクホークスの石川柊太投手が来館されました。
五木田聡館長が出迎え、懇談いたしました。
※写真左が石川投手
オンラインイベントを開催します!
2022年1月8日(土)19時より、新春企画「ナイトミュージアム 古代エジプト展ツアー」を開催します。
古代エジプトだいすき声優の奥井ゆうこさんが東京富士美術館の展示室をまわり、現在開催中の「古代エジプト展 天地創造の神話」の見どころを紹介します!
【開催日時】2022年1月8日(土)19時〜20時(予定)
【出演者】奥井ゆうこさん
【参加方法】SHOWROOMによるオンラインイベント
携帯端末からご参加の場合は、SHOWROOMのアプリをインストールしてください。パソコンからご参加の場合は、ブラウザ経由でそのまま参加できます。
https://www.showroom-live.com/okui-yuko
※SHOWROOMおよびロゴはSHOWROOM株式会社の登録商標です。
駐日ペルー共和国臨時代理大使が来館
12月21日(火)、グスタボ・A・フィゲロア 駐日ペルー共和国臨時代理大使が来館されました。
五木田聡館長、金子朗常務理事らが出迎え、「古代エジプト展 天地創造の神話」、常設展示「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」、「西洋版画の魅力展」を鑑賞されました。
※写真左から2番目がグスタボ・A・フィゲロア臨時代理大使












開館情報
■開館時間:
10:00~17:00
(16:30受付終了)
■所在地:
〒192-0016
東京都八王子市谷野町492-1
■電話番号:
042-691-4511
収蔵品検索
言語選択
東京富士美術館
住所:〒192-0016
東京都八王子市谷野町492-1
TEL:042-691-4511
開館時間:10:00~17:00
(16:30受付終了)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は
開館。翌火曜日は振替休館)
JR八王子駅 北口
始発から12:29発までは西東京バス14番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
12:31発以降は、(ひよどり山トンネル経由)西東京バス12番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
(八日町経由)西東京バス11番のりばより)
・創価大学循環
いずれも「創価大正門東京富士美術館」で下車
京王八王子駅
西東京バス4番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
JR拝島駅 ※1時間1本程度運行
*詳細についてはアクセスをご覧ください。
JR秋川駅 ※1時間1本程度運行
*詳細についてはアクセスをご覧ください。