TFAM NEWS
紫陽花(あじさい)が色づき始めました
東京富士美術館の敷地には多くの紫陽花(あじさい)が植えられております。
6月に入り、色づき始めました。
ご来館の際は、是非様々な種類の紫陽花もお楽しみください。
「SDGs×時の蘇生・柿の木プロジェクト」ワークショップ延長のお知らせ
「SDGs×時の蘇生・柿の木プロジェクト」ワークショップ延長のお知らせ
「SDGs × 時の蘇生・柿の木プロジェクト」の一環として、「《カキノキポスト》に平和へのメッセージを送ろう! 」を6月5日(日)までの予定で実施しておりましたが、このたび8月28日(日)まで延長することになりました!
ご来館の際は、ガーデン・カフェ モネにて平和へのメッセージを葉っぱに書いていただけましたら幸いです。
皆さまの平和へのメッセージで、こちらの百歳柿(ももとせがき)を埋め尽くして参りたいと思います。
京王プラザホテル八王子にてムーミン ランチ・スイーツブッフェが始まります!
京王プラザホテル八王子にてムーミン ランチ・スイーツブッフェが始まります!
6月18日(土)に開幕する「ムーミンコミックス展」に合わせ、世界中で愛され続けている「ムーミン」にちなんだブッフェイベントが京王プラザホテル八王子にて初開催されます。
ジャングルになってしまったムーミン谷で、冒険を繰り広げるムーミン一家や仲間たちをイメージした美味しい夏メニューを楽しみませんか?
「ジャングルになったムーミン谷」をイメージし、ホテルシェフが創作したメニューが勢ぞろいいたします。
■期間:6月1日(水)〜8月31日(水)
◇ランチブッフェ~ムーミン谷のジャングルパーティを思い描いて~:毎週火曜日〜金曜日限定
◇スイーツブッフェ~「ジャングルになったムーミン谷」の楽しい夏の思い出~:毎週土曜日、日曜日、祝日限定
詳しくは、京王プラザホテル八王子のHPをhttps://www.keioplaza.co.jp/hachioji/event/moomin/をご参照ください。
展示替えに伴う全館休館のお知らせ
当館は、6月6日(月)~6月10日(金)の5日間、展示替えのため全館休館させていただきます。
6月11日(土)より、新館・常設展示室では「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」(新館・常設展示室1〜6)、「乗り物写真展」(新館・常設展示室7)、「特別展示(タヴォラ・ドーリア複製展示)」(新館・常設展示室8)を開催いたします(8月28日まで)。
また、6月18日(土)より、本館・企画展示室において「ムーミンコミックス展」を開催いたします(8月28日まで)。
ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソンによるムーミンコミックスは1947年にスタート。1954年イギリスの「イブニング・ニューズ」紙で連載が始まり、弟ラルスの協力を得て、20余年にわたり続きます。
本展ではムーミンコミックスにスポットを当て、日本語未翻訳となっているストーリーやコミックスだけに登場する個性的なキャラクターの設定画やスケッチ、原画など日本初公開となる280余点を紹介いたします。
今後も当館の展覧会にご期待ください。
ノルウェー・ノーベル委員会副委員長らが来館
5月27日(金)、ノルウェー・ノーベル委員会アスラ・トーヤ副委員長、「国際平和と理解」アレクサンダー・ハラン理事長が来館されました。
五木田聡館長らが出迎え、「旅路の風景展」、常設展示「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」、「ユージン・スミス展」を鑑賞されました。
※写真中央がトーヤ副委員長
「旅路の風景展」作品紹介(8)
「旅路の風景展」作品紹介(8)
吉田博《光る海(「瀬戸内海集」より)》1926年(大正15年) 木版多色刷
現在開催中の「旅路の風景展」に出品されている作品をご紹介させていただきます。
吉田博が本格的に私家版木版画の制作に着手したのは、三度目の欧米旅行から帰国した1925年(大正14年)。この『瀬戸内海集』シリーズはその翌年に制作されました。《光る海》はそのシリーズ第一作目にあたります。
時刻は日暮れでしょうか。凪の海に二艘の帆船が静かに浮かんでいます。水平線に沈みゆく夕陽が、空をほんのり紅く染め、海原に美しい光の道をつくりだしています。波間に反射する光彩が、丸ノミによる彫り跡によって見事に表現されていて、博の木版画表現に対する卓越した理解と技術を見ることができます。
この作品は故ダイアナ元英国皇太子妃が、ロンドンにあるケンジントン宮殿の執務室に飾っていたことでも知られています。
「旅路の風景展」作品紹介(7)
川瀬巴水《馬込の月(「東京二十景」より)》昭和5年(1930)木版多色刷
現在開催中の「旅路の風景展」に出品されている作品をご紹介させていただきます。
《馬込の月》は巴水の代表作としてとても人気のある一点で、大田区馬込の風景です。この一帯は、江戸時代までは郊外の農村地帯でしたが、明治9年に大森駅が開通し、別荘地としての開発が進みます。その後、多くの文士、いわゆる文筆家や芸術家が移り住み、「馬込文士村」とも呼ばれるようになりました。 川瀬巴水も昭和5年にこの馬込(現在の大田区南馬込)に洋館を新築して移り住んで来ます。
この絵では、満月を背景に、三本の松が、とても美しいシルエットを形作っています。農家の窓からもれる灯りが、夜の帳が下りた田園風景に、人の温もりを添えてくれます。
ここに描かれた三本松は、室町時代か戦国時代に植えられたと伝えられる樹齢5~600年の松の木で、馬込のランドマークとして長年親しまれていました。 残念ながら昭和初期に失われてしまいましたが、現在も「三本松塚」や「三本松」バス停、「三本松交番」といった表記にその名残を見ることができます。
展覧会調印式を行いました
5月11日(水)、今秋神戸で開催される「もうひとつの顔 ロバート・キャパ セレクト展」の調印式を神戸新聞社本社(兵庫県神戸市)にて執り行いました。
神戸新聞社を代表して高梨柳太郎代表取締役社長、東京富士美術館を代表して五木田聡館長が調印しました。
会場:神戸ファッション美術館
会期:2022年9月10日(土)〜11月6日(日)
※写真左が高梨社長
駐日アルゼンチン共和国特命全権大使が来館
5月18日(水)、ギジェルモ・ハント 駐日アルゼンチン共和国特命全権大使が来館されました。
五木田聡館長らが出迎え、「旅路の風景展」、常設展示「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」、「ユージン・スミス展」を鑑賞されました。
※写真中央がギジェルモ・ハント特命全権大使
「旅路の風景展」作品紹介(6)
歌川広重《東海道五拾三次之内 御油 旅人留女》天保4-5年(1833-34) 木版多色刷 横大判錦絵
現在開催中の「旅路の風景展」に出品されている作品をご紹介させていただきます。
『東海道五拾三次』のなかでも、最もユーモラスな作品の一つです。御油(ごゆ)は今の愛知県豊川市にあった宿場町。この御油の少し先には赤坂の宿場があったので、宿の競争が激しく、日暮れになると、絵のように「留女(とめおんな)」と呼ばれる女性たちが客の奪い合いをしていました。
絵のなかでは、女に風呂敷を引っ張られている男が必死に抵抗しています。後ろの男も袖を引っ張られて困惑している様子で、コミカルなコントの一場面のようです。右の旅籠には、わらじを脱いで桶で足を洗っている人がいます。よく見ると、宿の壁には文字が書かれた札がたくさん掲示されています。壁に大きく丸で「竹之内版」と書いてあります。これは『東海道五拾三次』の版元(出版社)の保永堂の主人、竹之内孫八の名前です。別の札には「五拾三番(ごじゅうさんばん)」「東海道続画(とうかいどうつづきえ)」「彫工治朗兵ヱ(ほりこうじろべい)」「摺師平兵衛(ほりしひらべい)」「一立斎圖(いちりゅうさいず)」と書かれています。これらは、この浮世絵の出版に携わった版元や職人たちの名前で、この版画に関わった人が分かる貴重な情報にもなっています。












開館情報
■開館時間:
10:00~17:00
(16:30受付終了)
■所在地:
〒192-0016
東京都八王子市谷野町492-1
■電話番号:
042-691-4511
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東京富士美術館
住所:〒192-0016
東京都八王子市谷野町492-1
TEL:042-691-4511
開館時間:10:00~17:00
(16:30受付終了)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は
開館。翌火曜日は振替休館)
JR八王子駅 北口
始発から12:29発までは西東京バス14番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
12:31発以降は、(ひよどり山トンネル経由)西東京バス12番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
(八日町経由)西東京バス11番のりばより)
・創価大学循環
いずれも「創価大正門東京富士美術館」で下車
京王八王子駅
西東京バス4番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
JR拝島駅 ※1時間1本程度運行
*詳細についてはアクセスをご覧ください。
JR秋川駅 ※1時間1本程度運行
*詳細についてはアクセスをご覧ください。