The 100th anniversary of the birth of Cornell Capa – The bond of Robert & Cornell Brothers: From TFAM’s Permanent Photography Collection
開催期間 2018年7月28日(土)~2018年9月24日(月)
主催:東京富士美術館
20世紀で最も有名な報道写真家の一人、ロバート・キャパ( Robert Capa, 1913-1954 )には5歳年下の弟がいました。コーネル・キャパ( Cornell Capa, 1918-2008 )です。コーネルは故郷ハンガリーで医師になって人類に貢献したいと願っていました。そしてパリの大学へ入ろうとフランス語を学び、18歳の時にパリに向かいます。しかし、ここで兄ロバートの友人たちの写真への情熱をまのあたりにし、人類への貢献の道は写真家として果たそうと転向を決めたのです。 ロバートは戦場での人々や子どもの様子を撮影する機会が多くありましたが、コーネルは兄ロバートの写真世界へ敬意を表しつつ、平和の道を模索する写真家として、特に政治や社会問題に焦点をあてました。 また、偉大な兄ロバートをはじめ才能に恵まれた多くの写真家の精神を次の時代に伝え、より良い世界を築くため、1974年にニューヨークに国際写真センター( ICP : International Center of Photography )を設立しました。 本展では、コーネル・キャパの生誕100年を記念して、キャパ兄弟の幼児期や家族の写真資料をはじめ、兄ロバートの遺志を継いだ弟コーネルが撮影した代表作までを紹介し、兄弟の絆に迫ります。人間味にあふれたキャパ兄弟の愛と平和の世界をご堪能いただけましたら幸いです。
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