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EXHIBITION OVERVIEW展覧会詳細

101年目のロバート・キャパ 誰もがボブに憧れた

Robert Capa, the 101st Year: They All Adored Bob

開催期間 2015年4月4日(土)~2015年5月10日(日)

休館日:月曜日(ただし、5月4日は開館。5月7日は休館)

開館時間:10:00~17:00(16:30受付終了)

会場:東京富士美術館:本館・企画展示室1〜4

主催:東京富士美術館

OVERVIEW概要

「戦争の世紀」と言われる20世紀前半にロバート・キャパ(1913–54)は5つの戦争を撮影しました。今日、「戦争写真家」として揺るぎない地位を確立し、報道写真の伝説と化したキャパですが、その生涯は愛した女性ゲルダ・タローとの死別や映画界での失意、写真家を続ける上での葛藤など、決して順風ではなく、むしろ挫折と生き急ぐかのような焦燥感にさいなまれていたとも言えます。 一方で、「ボブ」の愛称で親しまれたキャパの笑顔、話術、そしてなによりも写真が同時代の人びとを魅了したことも事実です。その理由は、キャパが戦争ではなく、戦渦を生きる人間にレンズを向け続けたからこそでもあります。 本展は、生誕101年を記念し、新たにキャパの人間性と作品に向き合う機会として「plus1(プラス1)」のコンセプトの下で企画された写真展です。キャパならではのユーモアと優しさ、生きる喜びと励まし、友人や恋人たちへの愛情が投影された作品に焦点を当てて紹介します。世に広く知られるはげしい戦闘場面ではなく、戦車の上で鼻をほじる男の子や軍服のまま編み物にいそしむ女性兵士の姿からは、人びとに寄せるキャパの愛情が伝わってきます。 キャパの生誕から1世紀を超えた今、私たちは非人間的な動乱の中で、悲しみと情熱を胸に20世紀を人間らしく生きたひとりの等身大の男性として、ボブを振り返る機会に恵まれました。 本展は2014年に彼の生誕101年を記念して、東京富士美術館のコレクションを主体に朝日新聞社が企画・主催し、東京都写真美術館と九州芸文館で開催され反響を集めた同展の里帰り展として開催するものです。

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