EXHIBITION OVERVIEW展覧会詳細

日本美術の意匠に繰り返し登場する代表的な主題の中から、「物語・詩歌」「雪月花」「春秋」「桜」「秋草」の五題を選び、これらの主題をもとに描いた古今のやまと絵の名作を展観することによって、その伝統を創造性、意匠と表現、描き方の変遷などを多角的に捉え、日本の美とこころの源流を探ろうとするもの。やまと絵の概念を日本的な主題や画風をもった絵画として広義に解釈しつつ、土佐派、住吉派、琳派をはじめ、日本的な主題を描いた狩野派や浮世絵の作家から、近現代日本画の作家に至る大きな範囲のなかから選択された絵画100点によって構成。