沢瀉翡翠蒔絵印籠 銘 桃葉（花押） Inro Medicine Case in Maki-e Lacquer with Design of Arrowhead and Kingfisher Signed Toyo (with Kao)
江戸時代後期（19世紀）／木製漆塗
9.6×6.8×2.2cm
SUMMARY作品解説
常形4段の印籠で、斑梨子地に研出蒔絵で流水を高蒔絵と白蝶貝の彫嵌で沢瀉に翡翠を表す。段内部は金梨子地。底部の中央下に作銘。エリック・ヴェルブラッジ旧蔵。
ARTIST作家解説
飯塚桃葉（2代）
Iizuka Toyo II
2代飯塚桃葉は初代飯塚桃葉の実子で、諱は秀栄、はじめ桃枝ついで桃子と号した。寛政2年（1790）に家名を相続して、二十人扶持を給された。享和元年（1801）、蜂須賀重喜7女、寿美姫の婚礼調度を製作。徳島藩上屋敷に住んだ。
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