菊慈童蒔絵印籠 銘 梶川作(榮) Inro Medicine Case in Maki-e Lacquer with Design of Chrysanthemum Boy Signed Kajikawa saku (with seal Ei)
江戸時代末期(19世紀)/木製漆塗
9.3×4.4×2.6cm
SUMMARY作品解説
江戸形5段の印籠で、黒蝋色金平目地に肉合研出蒔絵と彫嵌で瀧に菊・蝶を、さらに硯と筆を描いて菊慈童の留守模様としている。段内部は金梨子地。底部中央下に作銘がある。
ARTIST作家解説
梶川
Kajikawa
徳川幕府の御用蒔絵師。初代の梶川常巌が天和2年(1682)に大坂から第5代将軍綱吉に召し出され、印籠その他蒔絵御用を勤めて以来、代々幕府御用を勤めた。梶川銘の印籠は真作だけでも膨大な数があり、一門で多くの印籠を作り出していたと考えられている。
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