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COLLECTION DETAILS収蔵品詳細

英雄大倭十二士 梶原平三景時 Kajiwara Heizou Kagetoki, from the series Japanese Heroes for the Twelve Signs

安政1年(1854)/木版多色刷 大判錦絵

36.9×25.5cm

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教育 非商用 商用

SUMMARY作品解説

梶原景時は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した武将。源頼朝の重臣として知られるが、源義経と対立していたため「義経記」では敵役として描かれた。そのため、江戸時代には義経のことを頼朝に讒言して義経没落の原因を作った人物として、悪人として語られる事が多かった。「平家物語」には、生田口を守る平知盛との戦いで、息子景季が敵陣に取り残されたのを知った景時が、敵のまっただ中へ引き返し、名乗りを上げて敵陣を駆け破り、見事景季を助け出すという、「梶原の二度駆け」と呼ばれる奮闘が描かれている。

ARTIST作家解説

歌川国芳

Utagawa Kuniyoshi1797-1861

12歳の頃に描いた鍾馗図が初代歌川豊国の目に止まり、程なく豊国門に入る。20代は不遇の時を過ごすが、31歳の頃、《通俗水滸伝豪傑百八人之一個》を版行。これが人気を呼び、「武者絵の国芳」と称された。役者絵、美人画、風景画と何でもこなしたが、中でも3枚続のパノラマな構図の武者絵や歴史画、ウィットに富んだ戯画は大衆の心をつかんだ。親分肌な人柄から落合芳幾、月岡芳年、河鍋暁斎ら多くの優秀な門人を集めた。

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