SUMMARY作品解説
ARTIST作家解説
立石春美
Tateishi Harumi1908-1994
佐賀に生まれる。20歳の頃、上京。伊東深水に師事し、朗峯画塾に学ぶ。第12回帝展で《淑女》(所蔵先不明)が入選。以後、帝展と朗峯画塾展を中心に活躍。師深水譲りの精緻な描写の現代的な美人画で名を博し、日常を捉えた風俗画や風景画、肖像画にまで画域を広げた。戦後、第1回日展で特選を受賞。第7回展でも《山荘の朝》(個人蔵)が特選となり、朝倉賞を受賞。昭和38年(1963)に同展審査員に就任。後に評議員、参与も務めた。同56年(1981)の第13回改組日展の《祇園宵宮》(立石春美記念美術館蔵)に続き、《太夫礼賛》(郵政博物館蔵)、《旗亭春酣》(立石春美記念美術館蔵)と自作の白眉を飾る三部作を発表。平成にわたるまで美人画の正統な系譜を守り続けた。
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