江戸時代前期(17世紀)/
高31.4cm、径19.0cm、蓋11.0×4.2cm、身18.0×26.5cm
SUMMARY作品解説
江戸時代初期に有田(現在の佐賀県)の陶工、酒井田柿右衛門によってはじめられた独特の色絵磁器を、その創始者の名をとって柿右衛門様式と呼ぶ。濁手素地、乳拍手などと称される純白の器面に花鳥、人物などの図様を描いたその作品は、優美で繊細な印象を与える。柿右衛門様式はヨーロッパに輸出され、オランダのマイセン窯など各地の色絵磁器の発展に大きな影響を与えた。本作は板作りという方法で成形され、人鶴文に彩られた蓋付の六角壺。板作りの壺としては、最大級の作品として知られる優品である。
ARTIST作家解説
柿右衛門様式
Kakiemon Style
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INFORMATION作品情報

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