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COLLECTION DETAILS収蔵品詳細

《デンジャー/ダンサー》のあるアトリエ The Srudio with Danger/Dancer

1930年、モダンプリント/ゼラチン・シルバー・プリント

30.0×23.0cm

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教育 非商用 商用

SUMMARY作品解説

「危険なダンサー」とは、「Danger(=危険な)」と「Dancer(=ダンサー)」の語呂合わせを用いて、マン・レイがニューヨーク時代に制作したアエログラフのこと。画面右奥に同作が見える。同作は彼が携わった映像作品「理性への回帰」にも登場している。また手前のテーブルには他の映像作品「エマク・バキア」に登場したチェロの指板のオブジェやサイコロも置かれている。本作ではこうした一連の映像作品に使用したモティーフを意識的に配置し、撮影したと推察される。

ARTIST作家解説

マン・レイ

Man Ray1890-1976

アメリカの画家、写真家、造形作家。ダダ、シュルレアリスムの代表的作家。フィラデルフィアに生まれ、パリで没。マルセル・デュシャンらとニューヨーク・ダダの運動を起こした後、1921年パリに渡り、多くのシュルレアリスト(出会った当時はダダイストと呼んだ)と出会う。前衛写真の先駆者で、レイヨグラフやソラリゼーションの技法による実験的な作品を発表した。自由な発想、斬新な感覚、現代的な詩とユーモアをもって、絵画、版画、写真、彫刻、オブジェなど、ジャンルを超えた独創的な作品を残した。

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