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COLLECTION DETAILS収蔵品詳細

灰陶加彩鷹匠 Figure of Hawker, Painted Earthenware

唐(8世紀)/

高42.1cm、幅17.1cm、奥行10.3cm

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教育 非商用 商用

SUMMARY作品解説

鷹狩は古代中国の王侯、貴族のとくに好んだ遊びであり、それに従うのはこのような鷹匠である。鷹狩は古代ペルシャにその起源があり、西方から伝えられた遊戯である。本作品はフエルトの帽子を冠った俑。男性と思われるが、心持ち表情がやさしく、頬がふっくらしており、男装の麗人かもしれない。唐時代の壁画や、俑にはこうした麗人がよくみられる。しかし服装はまったく同じ。折り返した幅広の襟の付いたコートを羽織り、胴のところで細いベルトで縛っている。ベルトには飾り紐を数本垂らせている。胴の下の着物には襞があり、ズボンをはいていたのか。いま彩色は剥落しているが、朱や褐色、黒、緑の絵具で彩色されていた。

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