享保12年(1727)/鉄、木、漆
31.0×13.0×26.0cm(各)
SUMMARY作品解説
4つの花弁を菱形に合せた花菱紋を菱繫の連続文として蒔絵で表した鞍と舌長鐙。双方が同様の意匠と技法で飾られている。乗馬で用いる馬具の一種である。居木と前輪と後輪の背面は梨子地。鐙は鞍の両側に鐙革で左右一対を吊下げて、乗る人が足を掛けるもの。踏み込みの内部は朱漆塗。紋板は透かし彫りで橘を表わす。鞍の前輪と後輪をつなぐ居木の裏面右側に陰刻銘「京保十二年三月吉日」左側に「政吉(花押)」がある。
INFORMATION作品情報

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