1918年/油彩、石膏板
81.2×91.4cm
西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで
会期:2025年04月12日 (SAT)~2025年06月22日 (SUN)
東京富士美術館:新館・常設展示室6
西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで
会期:2025年07月12日 (SAT)~2025年09月15日 (MON)
東京富士美術館:新館・常設展示室6
SUMMARY作品解説
自伝によれば、本作の着想源はマン・レイが観賞したミュージカルで目にしたスペインの踊り子たちの姿である。手前に大きく描かれた団扇は会場で配られたものか、マン・レイの記憶に深く刻まれたアイテムであったと推察される。スカートを履いた踊り子たちがリズミカルに踊る様も随所にみられる。本作制作の翌年にはアエログラフの技法を用いて《セギディーリャ》と題した同構図の作品を描いている。
ARTIST作家解説
マン・レイ
Man Ray1890-1976
アメリカの画家、写真家、造形作家。ダダ、シュルレアリスムの代表的作家。フィラデルフィアに生まれ、パリで没。マルセル・デュシャンらとニューヨーク・ダダの運動を起こした後、1921年パリに渡り、多くのシュルレアリスト(出会った当時はダダイストと呼んだ)と出会う。前衛写真の先駆者で、レイヨグラフやソラリゼーションの技法による実験的な作品を発表した。自由な発想、斬新な感覚、現代的な詩とユーモアをもって、絵画、版画、写真、彫刻、オブジェなど、ジャンルを超えた独創的な作品を残した。
同じ作家の作品一覧
INFORMATION作品情報

2022年10月8日 (土)~1月15日 (日)
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2009年11月15日 (日)~3月14日 (日)
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2003年1月2日 (木)~2月2日 (日)
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1998年4月4日 (土)~6月1日 (月)
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作品詳細の音声ガイドは、すべて東京富士美術館の公式ナビゲーターである、本名陽子さんに勤めていただいております。本名さんは声優、女優、歌手として幅広く活躍されています。