SUMMARY作品解説
ARTIST作家解説
ジョルジオ・デ・キリコ
Giorgio de Chirico1888-1978
ギリシア生まれのイタリアの画家キリコは、ミュンヘンの美術学校で学んだ後、ドイツ・ロマン派の幻想絵画やニ─チェの哲学思想の影響を受けた。1910年代の前半パリに滞在し、「形而上絵画」の様式を完成させた。それは古代の建物が長い影をひく広場や、マネキンなどを神秘的に描いたもので、現実の事物の背後にあるメタフィジカル(形而上的)な領域を暗示している。1917年、カルロ・カルラとともに「形而上派」を提唱したが、1919年からキリコはそれまでの作品を否定して、全く違う絵画世界に逃避した。
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INFORMATION作品情報

2002年11月8日 (金)~11月24日 (日)
近代絵画の巨匠たち さよなら美術館 いつか見たあの名画 長崎県立美術博物館(長崎、長崎市)
1998年8月22日 (土)~9月20日 (日)
版画の技と美の世界展 相模原市民ギャラリー(神奈川、相模原市)
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