1868年出版(第3版)/エッチング、アクアチント
21.5×15.0cm
SUMMARY作品解説
「理性に見捨てられた想像力はあり得ない怪物を生む。理性と結合すれば、想像力は諸芸術の母となりその驚異の源泉となる。」プラド美術館にある本作の素描には、以下の趣旨の注釈が加えられている。「夢を見ている作者。有害な迷信を打ち破り、この作品によって真実を永遠のものとすること。これが作者の唯一の目的である。」
ARTIST作家解説
フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス
Francisco de Goya y Lucientes1746-1828
スペインを代表する画家、版画家で、首席宮廷画家。スペイン北東部サラゴーサ地方に生まれる。初めタピスリーの原画制作に従事していたが、ベラスケスを知り、真実を求める写実的傾向を強めていく。ゴヤの肖像画における写実主義は、しばしば鋭い心理描写にまで到達している。大胆な技法と鋭い心理洞察、特に版画に見られる幻想的特質は、ドラクロワを始めフランス・ロマン主義の画家に圧倒的な影響を及ぼした。
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