三彩鴨形容器 Vessel in shape of Duck, Three-colour Glazes
唐(8世紀)/
高17.8cm、幅22.6cm、奥行12.3cm
SUMMARY作品解説
鳥の形の三彩で、とくに多いのは鴨である。背が繰り抜かれ、容器の形に作られている。静嘉堂美術館蔵の三彩鴨形容器がその代表で、この鴨も水鳥の優美な形を器に取り入れている。実際には、竹でこのような形のバスケットが作られていたのかもしれない。型作りで、胴で2つの型を合わせている。褐釉の地に緑釉、白釉、褐釉を流し掛けしている。