三彩貼花文鳳首水注 Ewer with Phoenix Head and Applied Medallions, Three-colour Glazes
唐(7-8世紀)/
高28.4cm、口径4.7cm、幅15.8cm、奥行12.1cm、底径9.5cm
SUMMARY作品解説
注口が鳳首形になった水注で、ササン朝の銀器がその祖形である。さらに胴に飾られた連珠文、花文もササン朝の雰囲気を備えている。把手は蔓草風で、高台には蓮弁文を貼り付けている。このタイプの水注は2つの型を合わせて作っており、これもその方法で作られているが、全体に丁寧な作りである。緑釉をベースに褐釉、白釉が点彩され、造形をよりエキゾチックにしている。