加彩武人 Figure of Warrior, Painted Earthenware
北魏(5-6世紀)/
高33.2cm、幅9.8cm、奥行5.4cm
SUMMARY作品解説
俑は秦、漢、南北朝時代で構成は変化していく。秦時代は屈強な兵士と将軍、漢時代は地上世界の様々な人々、そして南北朝時代になると俑は形式化し、表情は乏しくなる。この俑は武官と思われ、両の手には剣を携えていたのであろう。踝(くるぶし)で絞ったパンツ、上には厚手のコートを羽織り、胴の上で帯をギュッと締めている。頭には冠を被る。いかにも役人の顔つきである。胡粉を塗り、朱で彩色している。河北省の鮮卑系の墓の出土か。
INFORMATION作品情報

出品歴
2012年9月8日 (土)~11月25日 (日)
中国陶磁名品展 兵庫陶芸美術館(兵庫、篠山市)
1994年10月12日 (水)~11月23日 (水)
中国の陶磁 東京国立博物館(東京、台東区)