灰陶加彩鴟鴞形壺 Jar in Shape of owl, Painted Earthenware
後漢(1-2世紀)/
高15.2cm、幅7.3cm、奥行8.4cm
SUMMARY作品解説
鴟鴞とは梟の姿をした怪鳥。商時代の青銅器にこの形の器が盛んに作られている。夜の世界を支配する梟は、古代中国人に畏怖され、祭器の形にも取り入れられたのである。型で器を作り、胡粉を塗っている。かつては彩色されていたが、絵具は剥落している。冥界に送る死者にたむける酒が入れられていたのだろう。