SUMMARY作品解説
傍らの地面に地図を広げ、ノートとペンを手に情報を聞き出す尋問官と、直立してそれに答える一人の捕虜、そしてそれを見守るフランス兵とその他の捕虜たち。遠方には尋問の様子を窺う騎兵たちの姿も見える。
ARTIST作家解説
ジャン=バティスト・エドゥアール・ドゥタイユ
Jean-Baptiste Edouard Detaille1848-1912
フランスの画家。軍人の一家に生まれる。メッソニエの弟子で、師から繊細な技巧と的確な観察の大切さを学ぶ。1869年にサロンに出品して称賛を得、翌年の普仏戦争の際にはフランス軍に参加して戦闘を経験した。この体験は彼の創作に大きな影響を与え、数多くの戦争画となって残された。緻密な筆致で描かれたその作品からは、国の栄誉のため危険をも顧みず戦闘に参加する兵士たちの現実味あふれる様子が伝わってくる。
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出品歴
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