1890年/[出版]ジュール・タランディエ社
25.8×17.5×2.8cm
SUMMARY作品解説
ARTIST作家解説
ロンゴス著 ラファエル・コラン挿絵 ウジェーヌ=アンドレ・シャンポリオン版刻
Author: Longus, illustrations: Raphaël Collin (1850-1916), etchings: Eugène-André Champollion (1848-1901)
ラファエル・コラン(1850-1916) パリ出身。1860年代後半にウィリアム・ブーグロー(1825-1905)のアトリエに入り本格的に絵画の修業を始め、1868年にはエコール・デ・ボザールに入学し、アレクサンドル・カバネル(1823-1889)の指導を受ける。初期の頃は歴史画、宗教画、寓話画をテーマにした古典的な画風であったが、やがて古典美術を基盤にしながらも、印象派的な外光描写、ナビ派、象徴主義などの要素を採り入れ、明るい色彩を用いて柔らかな筆致で描くようになる。 コランは古美術の熱心な蒐集家で、特に彼のアジア陶器のコレクションはジャポニスムへの関心を表している。また、彼はフランス留学中の黒田清輝や久米桂一郎、岡田三郎助などを指導し、明治後期の日本洋画界の進展に大きく貢献した。パリで活躍した日本人画商の林忠正とも親交があった。
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