江戸時代中期(18世紀)/鉄、革、葦、絹、漆、銅
SUMMARY作品解説
兜は鉄錆地の二十四間二方白で、前後に枝菊透かし彫りの地板を置いている。胴と袖は紫裾濃威で統一し、古典的な雰囲気の落ち着いた装飾である。裾濃というのは、染職の色のぼかし方の一つで、上方の色をうすくし、下方を濃くした色彩効果のこと。紫裾濃威は、袖などを上段から下段へ次第に濃い糸で威したものを指す。
INFORMATION作品情報

1995年2月10日 (金)~4月16日 (日)
日本美術の名宝展—江戸時代(1615—1868) ラ・ペドレラ [カサ・ミラ](スペイン、バルセロナ)
1994年9月23日 (金)~1月22日 (日)
日本美術の名宝展—江戸時代(1615—1868) ホアン・マーチ財団本部展示室(スペイン、マドリード)
1994年5月28日 (土)~7月18日 (月)
日本美術の名宝展—武士の世界 メディチ・リッカルディ宮殿、メディチ美術館(イタリア、フィレンツェ)
1990年3月3日 (土)~4月10日 (火)
日本美術の名宝展—日本の美とこころ— アルゼンチン国立美術館(アルゼンチン、ブエノスアイレス)
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