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定窯( Ding Ware)の作品が 2件見つかりました。
Ding Ware
唐時代後期から元時代の窯。窯跡は、河北省保定市曲陽県一帯に分布。唐時代後期には、実用器としての碗などの白磁が作られた。北宋時代には、白磁を中心に黒釉・柿釉の製品も作られたが、壺・瓶は少なく碗・皿・鉢が中心。白磁は、わずかに黄みを帯びた温かみのある白色を呈し、碗・皿・鉢などの多くは伏せ焼きにより焼成。北宋時代前期には細い線彫りによる文様が主流を占めるが、後期には浅い箆彫りによる刻花文が出現し、金時代以降は型を用いた印花文が主体となる。