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山本梅逸( Yamamoto Baiitsu)の作品が 1件見つかりました。

山本梅逸

Yamamoto Baiitsu 天明3(1783)-安政3(1856)

天明3年、名古屋天道町(現在の愛知県名古屋市中区)に生まれる。名は親亮。字は明卿。父は彫刻家で梅逸が13歳の時に没した。幼少から画才に恵まれ、12歳の頃、見事な襖絵を描きあげ周囲を驚かせたという逸話もある。初めは張月樵を師事したとされる。後に神谷天遊に身を寄せ、すでに寄宿していた中林竹洞との知遇を得る。19歳の時天遊が没し、竹洞とともに上京。一度、名古屋に拠点を置くが再び上京した。竹洞とは対称的に写生を基とした花鳥画を得意とし、精細にして華美な画調を作り上げ、京都では竹洞に次ぐ文人画家として名を高めた。頼山陽ら文人たちとの交わりも広く、楽や俳歌、茶もたしなみ、特に茶道具については目利きとしても知られた。長く京都で活動するが、竹洞が世を去った翌年、故郷名古屋に戻り、安政3年、74歳で没した。

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