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松林桂月( Matsubayashi Keigetsu)の作品が 2件見つかりました。

松林桂月

Matsubayashi Keigetsu 明治9(1876)-昭和38(1963)

山口県萩中渡(現在の萩市)に生まれる。本名は伊藤篤。18歳で上京。後に野口幽谷に師事。21歳の時、日本美術協会展で二等褒状を受ける。保養のため一時帰省。明治34年(1901)、再び上京し、同門松林花翁の娘雪貞と結婚。松林姓を名乗る。同40年(1907)、文展開設に際しては正派同志会の反対運動に加わった。大正8年(1919)より帝展の審査員を務め、この頃から横山大観と交友。台湾、朝鮮、中国での展覧会にあたり審査員として各国を歴訪。昭和12年(1937)、芸術院会員に推挙。同14年(1939)、ニューヨーク万国博覧会に出品。称賛を受ける。戦中は疎開せず東京に留まった。戦後直後に日展開催を画策。以後、同展理事を務める。同33年(1958)、文化勲章を受章。同35年(1960)、日本南画院を創設に参加。明治から昭和にかけての南画文化発展、継承のため奔走した。88歳で没。

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