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加山又造( Kayama Matazo)の作品が 1件見つかりました。
Kayama Matazo 昭和2(1927)-平成16(2004)
京都に生まれる。京都市立美術工芸学校を卒業後、東京美術学校に入学する。山本丘人に師事。昭和25年(1950)、第2回春季創造展に出品し、初入選。翌年、創造美術と新制作派協会が統合され、新制作協会(後に創画会となる)が発足。同年の第15回新制作展では新作家賞を受賞した。はじめは西洋画の技法を探求するが、次第に日本の伝統絵画への傾倒を強め、第25回展に《火の島》(今治市大三島美術館蔵)、第30回展には《春秋波濤》(東京国立近代美術館蔵)を発表するなど、琳派を現代的に再構築した作品を手がけた。以後、裸婦図、水墨画、花鳥画と次々に画風を変えてみせた。多摩美術大学教授、東京芸術大学教授を歴任。平成15年(2003)に文化勲章を受章した。