特別出品・海外初公開『南宋の名画』

千年の絵巻 五百年の都 現代の全ての女性に贈る王朝文化の精華

必見! 故宮秘蔵の南宋の名画・海外初公開!

女孝経図(おんなこうきょうず)》巻/女性の立ち振る舞いを描写した南宋絵画の名作
南宋 (画面:43.8×823.7cm 表装:46.0×833.7cm)

『女孝経』全18章の前半9章の内容を図解形式で表している。人物の姿は荘重で淑やか、物腰は作法にのっとり、母儀、賢明、仁智など封建女性が守るべき立ち振る舞いを生き生きと描写している。各段の図の後に墨書による「女孝経」の原文が対応している。宋代美人画の傑作である。

※本作品は東京展のみ、全9図を展示予定。各巡回会場では、作品保存上の理由により、会場毎に場面を変えて1図ずつ展示予定です。

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各図紹介

《開宗明義章/始めに、「孝」について》
《后妃章/后妃が実践する孝は天下の模範》
《三才章/一家は尊敬と礼儀から》
《賢明章/婦人の聡明さと知性が国を治める》
《事舅姑章/父母を敬愛する様に舅姑を敬う》
《邦君章/領主の妻のあるべき行動規範》
《夫人章/倹約・勤勉・教学に励むべきこと》
《孝治章/徳のある婦人が孝を持って上下を治める》
《庶人章/私心を捨て家事に専念する妻の孝》