めったに人のスナップを撮らない私ですが、この先、もう五丈原に来る機会はまずないだろうと思い、記念にパチリ。私は還暦にもうすぐ手が届く年齢でかなりくたびれているのですが、彼は調査団のなかで最も若い学芸員のKさん。前後3回にわたった1万6000キロの旅を常に同行してくれた人です。なにしろ過酷な旅でしたので、もし私が途中でリタイヤしたとしても彼ならば、きっと最後まで、這ってでも、三国志の旅をやり遂げてくれるだろうと期待し、調査団に加わってもらうことにしました。結果的に、三国志の舞台を最も多く歩いて、風景や数々のゆかりの文物を目に焼き付けた人が、この展覧会のメイン担当ということになりました。
カメラを首から下げていますが、背中にはリュックを背負っています。プライバシーの関係から中を見たことはありませんが、私が想像するに----------、おさえのもう一台のデジカメ、ノートパソコンに、ビデオカメラ、三脚、オペラグラス、メジャー、iPod、携帯Tel、電子手帳、携帯ゲーム機、メモ帳、スケッチブック、『三国志演義』などの本数冊、間食用のひまわりの種などなど。たまたまここが五丈原でしたが、背景がAkibaだったとしてもぜんぜん違和感はないですね。
そしてもう一枚パチリ、私の足もとにはこんなミクロで密かな風景が広がっていました。
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