劉禅(207〜271年)「阿斗」
劉備の子であるが全く戦場に出ることがなく、政治・軍事は宰相に任せて自分の能力を発揮しなかった「白き糸のような人」。
字は弘嗣。劉備の長男で、蜀漢の2代皇帝。幼い頃、曹操から逃げる際に、長阪で趙雲に抱かれて救われた話は有名。皇帝になった後は、諸葛亮・に政治・軍事の全てを任せた。その後、宦官の黄皓を寵愛するようになってから国政が乱れるようになり、姜維らの奮戦むなしく、陰平をぬけてきた鄧艾に降伏。安楽県公として余生を過ごした。白い糸のように良くも悪くも染まってしまう人物と評される。幼名の「阿斗」は無能の人の代名詞となった。
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