昨年(2008年)5月3日に東京富士美術館で始まりました「大三国志展」も、2009年3月15日をもって終了しました。通算で100万人以上の皆さんに鑑賞していただくことができてよかったと思います。みなさま、本当にありがとうございました。
今回の「大三国志展」は、「中国史・東洋史の教科書では見るけれども実際にはなかなか見ることができない」という三国時代に関連する第一級の出土品が一堂に集められていたという点で、非常に意義のあるものでした。ファンの皆様だけでなく、研究者にとっても非常に有意義であったと考えております。
それに加えて、「『三国志』に関するモノを(小説・漫画なども含めて)できるだけ網羅する」という考え方のもと、様々なものが集められていたことも良い試みであったと思います。さらに「BB戦士三国伝」のプラモデルやジオラマも展示されていたので、小さいお子さんたちにも非常に楽しかったのではないでしょうか。
2009年4月以降は、この「大三国志展」の内容が中国の上海を皮切りに北京、成都などの5都市でも展示される予定です。どのようなものになるか楽しみです。
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