先日、このブログでも書かせていただいた通り、11月30日に香川県立ミュージアムで開催されている「大三国志展」に伺いました(当日の詳細なスケジュールは私の個人ブログをご覧ください)。
香川会場での「大三国志展」は、東京富士美術館での展示と比較すると内容をコンパクトにまとめたような印象を受けるものとなっており、これはこれで良いものだと感じています。
入場口を入りますと、すぐに諸葛亮(孔明)の像(衣装デザインは正子公也先生)が置いてあります。東京展では正子先生の絵画があった上で青銅の関羽像が最初にありましたが、展示内容を考えるとこのような配置もなかなかのものだと思います。
「物語でたどる三国志」の展示で目をひいたのが、貫名菘翁の「行書「前出師表」」と「草書七絶「諸葛武侯」」です。これらは徳島市立徳島城博物館所蔵の品ですが、香川会場のみの出品とのことであります。また、それらの書に挟まれて展示されている谷文晁の「青緑山水図(桟道紅葉)」は東京と香川のみでの出品です。これらは必見です。
「出土品でたどる三国志」では、銀縷玉衣や呉の将軍・朱然の名刺など、東京展以来の見どころ満載の展示品がずらりと並んでおります。最後には横山光輝氏の『三国志』のカラー原画など、なかなか見ることができないものが展示されております。皆様、ぜひ香川県立ミュージアムに足をお運びください。
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