[三国志が詳しくない方のために]
ファンなら普通に見ても充分満足という感じですが
やっぱりご家族やお友達には「三国志」を
まったく知らないけど一緒について来たとか
ちょっとさわりだけ知っているけどもう少し整理して
展示を見たいという人に
お勧めのパターンをこっそりお教えしておきましょう。
まず、入ってから2Fにあがり500円払えば借りられる
「音声・映像付き端末」。これを借りることをお勧めします。
ヘッドフォンで音声を聞きながら、画面の映像をみて
展示を見て回るものです。
特に前半「物語でたどる三国志」では、
これは展示を見ただけではなかなか理解できない
部分を補ってくれると思います。
番号を押して開始するだけなので
機械音痴の方でも大丈夫ですよ。
それに使い方も丁寧に受付の方が
教えてくれるので安心です。
次に展示室から出て、本館ロビー奥にある
シアター(入り口ではメイキング映像が流れています)
ここで上映されているイケメン俳優さん演じる
魏・曹操、呉・孫権、蜀・劉備 を紹介する
シアター映像(約6分×3本)
これを見ると魏呉蜀それぞれの立場での
三国志の概略が簡単にわかります。
有名な「諸葛孔明」についても途中紹介されています。
極論をいうと、「三国志を知らない方は
大三国志展に来られたら最初に
シアター映像を見て、それから展示品をみる」と
ずっと楽しめると思います。
[三国志グッズ]
大三国志展、三国志グッズも充実しています。
大三国志展の展示物の画像を使ったオリジナルグッズや
ロゴをあしらったグッズ、
横山光輝三国志のグッズや、正子公也氏のグッズ
SDガンダム三国伝のプラモデルなどなど
大三国志展オリジナル饅頭なんていうのもあります。
その他、篆刻(石印)の販売や、拓本の販売、
中国の三国志グッズや、中国の三国志本
日本の三国志本などなど
見て回るだけでもいろいろ楽しめると思います。
ここでの最大のお勧めは
やはり、大三国志展のカタログというべき「図録」です。
大きいサイズで230ページ近くあり
有名な執筆人と、展示物のカラー写真などもあり
それで2000円という親切価格。
ファンなら一生モノだと思います。
研究者満田先生が監修されているので
くわしくは満田先生に解説していただければと思います。
当日、名前は出してなかったですが
展示会場でさっそく知らない方数人とも
普通に三国志の話題で盛り上がってしまいました。
すごい場所ですね。
とにかく内容充実の「大三国志展」、
時間を見つけてぜひ遊びにいらしてください。
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また、お邪魔させて頂きます
「大三国志展オリジナル饅頭」って・・・
王道というかベタですね〜(´∀`)
でも、行ったら買ってしまいそうです
「図録」は絶対に買い!ですね〜
連休も終わったので出来れば今月中に
行こうと計画しております
お久しぶりです。
とうとう始まりましたね、大三国志展!!
私も初日に行きたかったのですが都合で行けず、5月6日に行ってきました。
かなり混雑してましたが、じっくり観てきました。
思った通り素晴らしい展示で、とても一度では満足できないので、必ずまた行ってみるつもりです。
展示物には、当時のものが予想したより多くあったのには驚きました。
さすが中国人は歴史を大事にする民族ですね。
色々な副葬品や生活用品!こういった品々は、なかなか残りにくいものですから、ある意味、武具や王侯の道具類より貴重なのではないでしょうか?
さらに赤壁で発掘された鏃には感動ものです。
ただ、弩(連弩ではなく普通のクロスボウのほうです)の弓の部分は胴体部分に比べて長すぎて、一杯に引くと胴体後部から大きくはみ出すのでは?と思いました。
それと連弩!
孔明の発明と伝わっているのは知っていますが、当時ホントにあの形で発明され、使われてたのかな?
なんか、あまりにも洗練されすぎてないか?という気がしました。
多分、中国側がこれだと言ってくれば、そのまま展示せざるをえない場合もあるかなと思って観てましたが。
「音声・映像付き端末」、使ってみましたよ。
私的には、あれで500円なら安いもんだと思います。
あれひとつで、見学中に演義の内容がおおよそ分かるのですから!
それと、図録!これははずせませんよね。いの一番に買いました。それと、土産にくるみ大福も(笑)
なんといってもウケたのが、孔明まんじゅうです!!
まんじゅうは孔明が南蛮攻略の際に発明した、という言い伝えを知っている人は、絶対ウケる一品と思います。
今度行く時は、その辺を知ってる友人を連れて行って、孔明まんじゅうを見せてあげようと思ってます。
絶対大爆笑ものですね。
色々書かせて頂きましたが、とにかく楽しめる1日でした。
今度は、友人を連れて行きたいものです。
では、展示終了まで大変でしょうが、がんばって下さい!
hiryuさん
ありがとうございます。
ぜひいらして楽しんでください。
またご感想も期待しております。
足立さん
ありがとうございます。
遺物のことは研究者満田先生の
ご担当なので詳しい事はかけませんが
三国志の時代のものって中国でも
目だったものはあまり残っていないようです。
僅かに見つかっている逸品の遺物を
中国全土から中国政府や博物館のご協力で
集めてきたそうです。
そういう意味でこれを見逃すと
今後当面こんなにたくさん見れる機会は
おそらくないし、中国に行っても
中国じゅうの博物館を廻るぐらいしない限り
みれないということのようです。
ぜひ、お友達にも見せてあげてください。