4月になりました。
もう「大三国志展」まで残すところ1ヶ月。
わくわくされている方もおられるのではないでしょうか?
情報も徐々に出させていただきます。
大三国志展の「イメージキャラクター」を
かの有名な画家の正子公也先生にデザインしていただきました。
正子先生は日本のみならずアジアでも人気で大活躍されています。
素晴らしい衣装のイメージキャラクターですね。うっとりします。
正子先生にイメージキャラクターについて
コメントいただきましたのでご一緒にご紹介しますね。
「イメージキャラクター」の衣装を来たイケメン俳優さんの
イベントも行われます。
その件は別途記事でご紹介します。
こちらもお楽しみに!
【正子公也先生よりのコメント】
東京富士美術館さんからは、
「吉川英治『三国志』のファンにも、ゲームやコミックで
三国志を知った若い方にもアピールする衣装を」
というご依頼でした。
デザインするにあたり、若手イケメン俳優が演じると
いうことで、史実重視よりも、
曹操、孫権、劉備のイメージを優先して、
許されるギリギリのところまでデフォルメしたつもりです。
イメージカラーを決めて欲しいというご要望があり、
「魏の曹操」は赤、「呉の孫権」は黄、「蜀の劉備」は青、
と即答いたしました。顔の部分は、実際にこれらの衣装
を着ることになる役者さんの顔写真を基に描きました。
曹操の「赤」は、
「炎、太陽」の象徴であり「力、情熱」のイメージです。
説明は不要でしょう。
彼は、智と勇、善と悪を兼ね備えた非常の人ですが、
今回は若い方が演じるということで、“武”を強調し、
“戦う”若き曹操に仕上げてみました。
孫権の「黄」は、
「光、ゴールド(金)」。金色に輝く長江を連想します。
そして、孫権は「碧眼(蒼い目)児」と呼ばれている
ことから、西洋人のような金髪にしてみました。
史実では紫髯(赤ひげ)なのですが、
演じる俳優さんがちょうど茶髪だったので…。
また、「黄」は中国では皇帝が使用する色と
されています。
この衣装も“皇帝”孫権をイメージしてデザイン
しています。
そういえば、呉の元号も“黄武”でしたね。
劉備の「青」は、
「青空、青春」のブルーです。
“仁愛の人”劉備の衣装は、ライバル曹操の衣装
とは対照的に、気品のある穏やかなデザインに
描くよう努めました。
青色を強調するというよりは、白を基調にして、
随所に青をちりばめて、清廉さを表現してみました。
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神戸まで友人と三国志展を見ていました。全てに感動しましたが、特にシアターでの映像に感動しました。そこで質問ですが劉備元徳役の俳優さんのプロフィールを教えてください
どうもコメントありがとうございます。
東京会場ではイケメン俳優さんの三国志イベント実施しました。
https://www.fujibi.or.jp/3594blog/event.html
劉備役は
八代真吾さん
です。
http://www.ace-agent.net/yshingo.html
ちなみに後お二人は
孫権(南圭介)
曹操(中野雄一)
です。