展覧会 - Exhibitions
東京富士美術館所蔵 「文豪と印象派」展 ──批評家たちの絵画への眼差し──
東京富士美術館所蔵
「文豪と印象派」展
──批評家たちの絵画への眼差し──
Tokyo Fuji Art Museum Collection
Critic and Impressionist

 
【会期】
2007年3月10日(土)~6月24日(日)
【休館日】
毎週月曜日(4月2日、4月30日は開館)
【開館時間】
午前10時~午後5時(午後4時30分受付終了)
【入場料金】
大人800(700)円/大高生500(400)円/中小生200(100)円
※( )内は20名以上の団体・割引料金ならびに65歳以上の方、当館メルマガ登録者。
※毎週 土曜日は中小生無料
※障害者及び付添者1名は半額[証明書等をご提示下さい]
【会場】
企画展示室
【主催】
東京富士美術館

1874年、写真家ナダールのスタジオにおいて、「画家、彫刻家、版画家等、芸術家の共同出資会社」によるグループ展が開催されました。

自然は移ろいやすく、その鮮やかな光景は時とともに過ぎ去っていく。その光と色彩が織りなす束の間の「印象」をカンヴァスに残したい──この若き芸術家の一群は、太陽の光の下での戸外制作を重んじ、感覚を素早く画面にとどめ、明るく生き生きとした技法をもって自然を描きました。

このグループ展が、美術記者・ルイ・ルロワの酷評から「印象派」と命名された芸術家たちによる、第1回印象派展でした。

「印象派」の命名が美術記者であったように、時代を彩る美術の様式は、批評家たちの言葉によって私たちの知るところとなりますが、その批評家たちを代表する存在として文豪と呼ばれた人々がいます。

この展覧会は、東京富士美術館の所蔵する印象派の名品を展示するとともに、その印象派の画家たちと同時代を生き、画家たちに多大な影響を及ぼした文豪たちの存在を紹介し、文豪たちの印象派への眼差しを考察していこうとするものです。


〈 主な出品作品 〉
海辺の船 1881年 クロード・モネ   海辺の船 1881年
クロード・モネ

散歩 1880年頃 エドゥワール・マネ   散歩 1880年頃
エドゥワール・マネ

赤い服の女 1892年頃 ピエール=オーギュスト・ルノワール   赤い服の女 1892年頃
ピエール=オーギュスト・ルノワール

牧草地の牛、ルーヴシエンヌ 1874年 アルフレッド・シスレー   牧草地の牛、ルーヴシエンヌ 1874年
アルフレッド・シスレー

  • カミーユ・ピサロ《春、朝、曇り、エラニー》1900年 油彩、カンヴァス
  • 黒田清輝《草つむ女》1892年 油彩、カンヴァス
  • など

〈 文豪たちの美術批評の紹介パネル、
   現在発刊されている書籍の紹介など 〉
  • シャルル・ボードレール
  • ジョン・ラスキン
  • エミール・ゾラ
  • ステファヌ・マラルメ
  • ホセ・マルティ
  • レフ・トルストイ
  • 夏目漱石
  • おう
  • など

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