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COLLECTION DETAILS収蔵品詳細

中山茂子像 Portrait of Nakayama Shigeko

大正12年(1923)/油彩、カンヴァス

65.3×53.2cm

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教育 非商用 商用

SUMMARY作品解説

児島虎次郎は、大原孫三郎(大原美術館創立者)の依頼をうけてフランスで西洋美術の蒐集にあたっていた頃、東京美術学校を卒業したばかりの中山巍と出会った。昭和5年(1930)に中山は、一井茂子と結婚するが、この作品は児島が友情の証しとして贈呈したものである。

ARTIST作家解説

児島虎次郎

Kojima Torajiro1881-1929

岡山県に生まれる。明治34年(1901)上京し白馬会研究所で学ぶ。翌年東京美術学校に入学。同40年(1907)東京府勧業博覧会で1等賞を受賞し、翌年渡欧。パリでラファエル・コラン、アマン・ジャンに師事したのちベルギーのガン美術学校に入学。エミリー・クラウスの指導を受ける。渡欧作《朝鮮夫人》は仏政府買い上げとなり、リュクサンブール美術館所蔵となる。帝展審査員をつとめ昭和3年(1928)仏政府より勲章を受章。

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