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COLLECTION DETAILS収蔵品詳細

刀 無銘 Katana Unsigned

大和 鎌倉時代後期(14世紀)/

刃長70.9cm、反り1.8cm

画像のご利用について
教育 非商用 商用

SUMMARY作品解説

本作は、鎌倉時代後期に作られた太刀で、後に磨上げられて刀として用いられたもの。よく詰んだ板目が美しく、小乱れを交えた直刃は品位に満ち明るく冴えるなど、当麻の特徴をよく伝えている。

ARTIST作家解説

伝当麻

Attributed to Taima

大和伝には、大和五派と呼ばれる千手院・保昌・当麻・手掻・尻懸の五大流派がある。当麻派は、鎌倉時代末期に国行を祖として成立、当麻寺を背景に鎌倉時代後期より南北朝に懸けて繁栄した刀工集団である。 総じて大和物には、銘や年紀のないものが多く、当麻も然りで、現存する在銘作は極めて少なく、多くは無銘極め物である。鑑定学では、当麻物の特徴として、沸強く地景がしきりに交じり、一見、相州行光に見紛う出来のものは、当麻の極めに以ってゆくのが古来よりの習わしとされている。

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INFORMATION作品情報

出品歴

2018年1月13日 (土)~2月12日 (月)

鐡華繚乱-ものゝふの美 徳島市立徳島城博物館(徳島、徳島市)

1992年1月26日 (日)~3月22日 (日)

日本美術の名宝 キュンストラーハウス(オーストリア、ウィーン)

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