展覧会詳細
開館30周年記念・東京富士美術館所蔵
中国陶磁名品展Masterpieces of Chinese Ceramics from the Collection of the Tokyo Fuji Art Museum
世界四大文明の一つ、黄河文明の発祥の地である中国では、約1万年前に「やきもの」が誕生し、優れた造形美と高い技術によって、世界の陶磁器をリードしてきました。新石器時代の彩陶や灰陶などに始まり、紀元前15世紀頃の商時代にはいち早く灰釉陶器が生み出されました。その後、前漢時代(紀元前3~紀元後1世紀)には鉛釉陶器が盛んに作られ、後漢時代(1~3世紀)には青磁が誕生しました。唐時代(7~10世紀)になると東西交易が盛んになり、唐三彩のような国際性豊かなスタイルが生み出されました。宋時代(10~13世紀)になると、青磁・白磁は完成度を増し、北部の金では掻き落としや上絵付による器面装飾が始まりました。元時代(13~14世紀)には青花磁器が生み出され、明時代(14~17世紀)には色鮮やかな五彩磁器が花開きました。さらに、清時代(17~20世紀)にはより鮮やかな色彩の粉彩磁器が開発されました。東京富士美術館の中国陶磁は、新石器時代から清時代にいたる4500年の中国陶磁史が俯瞰できる作品群で構成されていますが、本展では、各時代の主要な作品の中から厳選した、重要美術品2点を含む125点の名品を公開します。本展は当館所蔵の中国陶磁器の白眉をまとめて紹介する館外初の展覧会として当館が企画協力し2012年9月に日本六古窯の一つである丹波の地に立地する兵庫陶芸美術館で開催された「日中国交正常化40周年記念 東京富士美術館所蔵中国陶磁名品展」がご好評をいただき、その里帰り展として開催するものです。この展覧会を通して多くの方々が中国陶磁への関心と理解を深められ、その作品を生み出した豊潤な美の精神にふれていただくことを念願してやみません。
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中国陶磁名品展
Masterpieces of Chinese Ceramics from the Collection of the Tokyo Fuji Art Museum
開催期間
2014年1月12日 (日) ~ 3月30日 (日)

- 休館日:月曜休館(祝日の場合は開館。翌日火曜日が振替休館)
- 開館時間:10:00~17:00(16:30受付終了)
- 会場:東京富士美術館:本館・企画展示室1〜4
- 主催:東京富士美術館
- 入場料金:大人800(700)円、大高生500(400)円、中小生200(100)円
※新館常設展示室もご覧になれます
※土曜日は中小生無料
※( )内は前売券、各種割引料金[20名以上の団体・65歳以上の方・当館メルマガ登録者ほか]
※障がい者及び付添者1名は半額[証明書等をご提示下さい]
※誕生日当日にご来館された方はご本人のみ無料
※
(※以下「館蔵品展」と表記)は共通の入場料金でご覧いただけます。
※
(※以下「特別展」と表記)は特別展入場料金(展覧会によって異なります)となります。
※特別展開催期間中にご入館頂く際には特別展入場料金が必要です。また特別展入場料金で館蔵品展もご覧いただけます。
※各種特別展が同時開催されている場合は、最も高い入場料金が適用されます。同時開催の特別展、館蔵品展もご覧いただけます。
東京富士美術館
住所:〒192-0016
東京都八王子市谷野町492-1
TEL:042-691-4511
開館時間:10:00~17:00
(16:30受付終了)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は
開館。翌火曜日は振替休館)
JR八王子駅 北口
始発から12:28発までは西東京バス14番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
12:31発以降は、(ひよどり山トンネル経由)西東京バス12番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
(八日町経由)西東京バス11番のりばより)
・創価大学循環
いずれも「創価大正門東京富士美術館」で下車
京王八王子駅
西東京バス4番のりばより
・創価大正門東京富士美術館行き
・創価大学循環
「創価大正門東京富士美術館」で下車
JR拝島駅 ※1時間1本程度運行
*詳細についてはアクセスをご覧ください。
JR秋川駅 ※1時間1本程度運行
*詳細についてはアクセスをご覧ください。