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鈴木其一《風神雷神図襖》
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掲載日:2007年3月25日

《風神雷神図襖》

Wind God and Thunder God

江戸時代後期

絹本着色 襖(八面)

173.8×484.0cm



俵屋宗達から尾形光琳、そして酒井抱一へと琳派の巨匠たちによって描き続けられてきた重要な画題である「風神雷神図」を、抱一の弟子である鈴木其一が描いた襖絵。襖の八面を使って、四面に風神、もう四面に雷神が、余裕ある空間の中でゆったりとえがかれている。“たらしこみ”の手法や大胆な筆さばきによる墨で一気に描かれた雲は、画面に複雑な調子と動きとを与えるとともに、広大な天空を感じさせ、彩色された風神雷神と美しい調和を示している。

作家紹介

鈴木其一

SUZUKI Kiitsu

(寛政8(1796)-安政5(1858))



江戸後期の画家。名は元長、字は子淵。別号に「噌々」、「青々」、「祝琳」と称す。酒井抱一の弟子となったが、後に酒井家の家臣として抱一の付き人を務めた。その画は師の画風をうけて、花鳥を得意とし、自然観察に裏打ちされた鋭い感覚で、装飾的でありながらも象徴的な画体に達している。抱一とともに江戸後期の琳派を代表する優れた作品を残している。

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