諸葛瑾(174~241年)「謹厳実直な呉の「潤滑油」」
誠実さと謹厳実直な人柄で大将軍にまで昇進した孔明の兄だが、実戦は不向きか。
字は子瑜。瑯邪郡陽都県の人。孫策が暗殺された頃(200年)、戦乱を避けて長江流域に避難し、弘咨の推挙で孫権に仕える。蜀漢への使者となることもあったが、弟の孔明とは公的な場では会っても私的には会わなかった。華々しい軍功などはなかったが、孫権を諌めるときも強い言葉は使わず、態度や他の事に託して述べるなどして孫権の気持ちを変えるのを常としており、孫権と臣下の潤滑油のような役割を果たした。また、孫権との仲を引き裂こうとする告げ口があっても、孫権からの信頼はゆるがなかったという。
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